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2018.11.3 鎌倉旅行記録1

 

 年々歳を重ねるにつれて、記憶力の衰えが顕著になり、色々と覚えていられなくなったので、記録として書くことにしました。読み返すと楽しかった記憶も思い出すし、元気になるからすっごい一石二鳥。めっちゃお得。続くかは知らんけど。

 鎌倉という土地には、地味に縁があって小学校の時の校外学習で行ったり(鎌倉新聞とか作らされた記憶があります)、中学・高校でふらっと行ったりしていましたが、毎回夏季で(あじさいのシーズン)毎回日帰りでした。

 

 しかし今回はなんと!秋に一日泊まりで!観光しました!

 あんまり鎌倉って泊まったり、夜に過ごすってイメージないんじゃないでしょうか。

しかし今回は最寄りが鎌倉駅の宿に宿泊しました。やった〜〜!

 ということで、すっごいざっくりな予定を決めていざ出陣!往くぞ鎌倉〜〜〜!

 

 11時半に鎌倉駅集合でしたが、一番遠方のKさん(ハムスターっぽいので以下ハムさん)と途中電車内で合流し、電車のトラブルに巻き込まれたTさん(うさぎっぽいので以下ウサさん)を待ちます。

ちなみに全員漏れなくヘビーでベビーなオタクです。隙あらば推しに想いを馳せてます。

程なくしてウサさんと合流した我々一行は、時刻も昼近かったためとりあえず昼ご飯を食べよう!という話になり、鎌倉駅から美味しいと話題の定食屋がある稲村ヶ崎駅江ノ電で向かいます。

 土曜の祝日ということも相重なって、鎌倉駅江ノ電車内にはものすごい人です。あじさいシーズンに度々訪れていましたが、こんなに混んでいる鎌倉は初めてでした。

 

 稲村ヶ崎駅で降り、定食屋さんに向かうと着いた時点(12時くらい)でちらほら先に人が並んでいました。店員さんに聞けば1時間半〜2時間近く待ちらしく、鎌倉に来て突然暇になってしまった我々は、とりあえず緩い坂を降りたところにある海に向かいました。

 

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 曇っている上にパラパラと雨が少し降っていて、ベストとは言い難い天候でしたが、透明度が割と高く綺麗な海でした。

途中、海を見ながら心中ごっこをしたり、海×推しのシチュエーションを想像したりと、主に脳内でひたすら遊ぶ我々。どんな時でも、どんなとこでも推しのことをイマジンすると楽しくなって盛り上がるからオタクはすごいです。推しは偉大。 

 

 海風を感じながら海沿いをずっと歩いていると、どうやら近くにフライドポテト専門のお店があるみたいで、小腹も空いていたためそこに向かうことに。

 七里ヶ浜が最寄り駅のフライドポテト専門potatisさん(http://potatis.blue)です。

 サイズ、ポテトの切り方、ソースが選べて、シェイクもオーダー出来ます。

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  今回オーダーしたのは、スティックとウェッジの二種類。ソースはアンチョビバターとガーリックバジルマヨ。シェイクはトッピングがダークチョコレート、ソースはキャラメルにしました。

揚げたてだからかあつあつで、食べ歩きにはもってこいな感じでした。途中、上空を飛ぶとびにポテトを狙われそうになって隠しながら再び稲村ヶ崎へ。

 

 13時半にお店に戻って色々話をしながら再び入店待ち。結局入店したのは14時半とかでした。

ちょっと遅めのランチで待ったお店は、

ヨリドコロさん(http://yoridocoro.com)です。メニューは先にオーダーしていたので、三人仲良く卵かけご飯用のメレンゲを作成。これがまた上手く出来ません。

 泡立て器で空気を入れながら混ぜてもなかなか上手く綺麗なメレンゲ状にならず、苦戦している私とウサさん。一方一番上手くふわふわのメレンゲを作るハムさん。画像はありませんが非常にお上手で、力と泡立て続ける持続力が必要なはずなのにハムさんのメレンゲはツノが立っててすごいふわふわでした。ふと、ハムさんは確かにハムスターっぽい人畜無害な雰囲気をお持ちですが、実は意外とゴリラのようなパワーを秘めていることを思い出しました。

休みを挟みながら必死に泡立てる我々。人生でこんなにも卵かけご飯を美味しく食べるために時間と労力を割いたのは初めてです。これは間違いなく美味しいはず。

 結局私のメレンゲは上手く育たぬまま、お目当ての料理がきて、メレンゲと別に取り分けた黄身を白米の上にオン。

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↑ウサさん作メレンゲ

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↑塩さば定食+たまご(追加) ¥1480

 

 味はもちろんめちゃくちゃ美味しい〜〜!!

語彙が乏しいのであまり上手く表現出来ませんが、すごくお上品なお味です。干物の塩さばがちょっとしょっぱいからか、サイドでついているお味噌汁はほんのり甘く、しょっぱさと甘さが絶妙なバランスでした。苦戦した卵かけご飯は、黄身も頑張ったメレンゲもめちゃくちゃ美味しく、三食これが食べたいと思うくらいには美味しかったです。苦戦した分だけ美味しい。

 途中、ウサさんのさばみりんと、ハムさんのあかうおを一口いただきましたが、さばみりんは塩さばよりもしょっぱくご飯が進む味付けで美味しかったです。あかうおは身がふわふわで、リッチなお味です。うーん、並んでも食べたくなる理由、わかります。朝の光を浴びた江ノ電を、窓から見つつ出勤前、通学前にこれを食べる推し、すごいイイ…。

 

 美味しいランチに舌鼓を打った後、高徳院の大仏の中に入ろう!という話になったので、再び江ノ電に乗って長谷駅へ。なかなかいないんじゃないでしょうか。大仏の胎内に入りたいだけの参拝者。

しかし長谷駅に着いた時点で時刻はもう夕方16時。高徳院参拝可能時間は17時、大仏の胎内に入れる時間は16時20分とだいぶギリギリです。行ってみないとわからない!という思いで、とりあえず向かいますがタッチの差でアウト。

 肩を落としながら、大仏を見る我々。

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 このあとどうしようか、と話しながらとりあえず高徳院長谷駅間にあるイイ感じの喫茶店で休憩。

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↑ウサさんの抹茶ソフト

 ちょっと休憩した後、外に出ると空はもう真っ暗。日中賑わっているお店も閉まり始め、観光客も減り、一気に辺りは静かに。昼の鎌倉も良いですが、夜の鎌倉もまた趣きがあって良いです。

 長谷駅に向かっていると、ぼんやり上の方に青い光が見えました。私はそれを駅とかにたまにある青色照明(リラックス効果があり、自〇を減らしたりするらしいです)かな?と思ったのですが、行ってみない?というウサさんの一言で、目的を変更して向かうことに。

 途中寄り道をしながら青い光に向かうと、そこは長谷寺でした。夜間ライトアップをしているそう*1で、我々は境内の中へ。

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長谷寺といえば鎌倉の中でも有名な寺社仏閣で、毎日多くの参拝者がいるイメージがあったのですが、なんと我々が行った時は人がほとんど居らず、しかも参拝料とかもなかったです。うーんすごい。

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 夜はまた違った雰囲気です。青にライトアップされているからか、どこかおどろおどろしいような雰囲気を醸し出しています。

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長谷寺から見える鎌倉の夜景もまた綺麗で、我々は再び推しに想いを馳せました。夜景をみる推し…イイ…っ!

残念ながら紅葉はまだ早かったですが、夜のお寺という珍しい体験が出来たので良かったです。

 

 長谷寺を後にした我々は、鎌倉駅近くの本日の宿へ。この宿がまた面白くて、すごい斬新な作りをしてました。お風呂とトイレが他宿泊客と共用だったため、折角だしと再び稲村ヶ崎まで江ノ電で行き、稲村ヶ崎温泉に入ることに。

 鎌倉で温泉というのもなかなか珍しいのではないでしょうか。一日目にして様々な新発見、新体験をしている気がします。

 稲村ヶ崎温泉(https://www.inamuragasaki-onsen.jp)の効能は老化防止、疲労回復、冷え性、神経痛…などなど様々な効能があり、最近色々な部分にガタが来ている私にはもってこいでした。実際入った後、どこか肩が楽になった気がします。

 

 温泉に入ったあとは、再び鎌倉駅に戻り夜ご飯。鎌倉、飲食店の閉店が結構早く、なかなか困りましたが、イイ感じのお店を発見。

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 鎌倉駅西口近くのお店、XROSK(クロスケ)さん。*2(https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14061514/top_amp/)

 カチワリスパークリングを飲みながら三人で乾杯。具体的なメニューの名前を忘れてしまいましたが、チーズとハムが美味しく、またあまり見ないお酒が多くて新鮮でした。メインの料理も柔らかくて美味しい〜!間違いなく推し、ここ来てます。

 

 酔いが程よく回った頃退店し、宿に戻ってのんびり近況(推しのこと)を語り合います。オタク、何かと旅行に研修旅行や慰安旅行など名前を付けたがりますが(今回は修学旅行)本当に修学旅行感出てました。夜にしか話せないような話をした後、消灯。

ハムさんの寝息を聞きつつ、ぼんやり天井を見ていると本当に学生時代に戻った感覚がしました。

→2に続く

*1:いつまでライトアップしているかは不明。境内の中のみ入れる

*2:公式HPないため、食べログURL