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2018.11.4 鎌倉旅行記録2

 眠さを引きずりつつ、支度をした我々がまず最初に向かった先は鎌倉駅西口からちょっと先に行ったところにあるイワタコーヒー店さん(http://iwatacoffee.sakura.ne.jp/index.html)です。

 訪れた時点(11時)で、並んではいないものの店内は込み合っていて喫煙席しか空いてませんでした。また、目当てのホットケーキは40分くらいかかる*1と言われましたが、まあ昨日の定食屋の待ち時間よりかは全然短いし、店内で待てるし、ということで待ちます。

待っている間、ホットケーキと同じくらい有名なフルーツサンドイッチをオーダー。ハムさんとウサさんはコーヒー。私はココアを頼みました。

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 これがまためちゃくちゃ美味しくて、フルーツがボリューミーで最高でした…。地元にこういうお店があればいいのに…!こちらにももちろん推しは来ています。

ココアはちょっと濃くて苦味があるんですけど、またそれがサンドイッチの甘さと合って良かったです。おっしゃれ〜〜!

 例外なくここでも推しに想いを馳せながら語り合っていると、ついに来ました!ホットケーキ〜〜!!

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…えっ、厚…!!一枚一枚がめちゃくちゃ厚い…!何cmあるのこれ…え〜!この厚みで単品800円とか安すぎる…大丈夫なのか…。

 三人で二皿オーダーしましたが、ちょうど良い量でした。分けて食べてもおなかいっぱいになったので、一人一皿にしてたら多分動けなかったと思います。フルーツサンドイッチも食べてますしね。

 上の部分はちょっぴり固くて、少しサクサクしますが中がふわふわしっとりなのでちょうど良いバランス。次鎌倉来た時もリピートしようと決めました。

 

 ホットケーキでおなかいっぱいになった我々は、雨が少し降る鎌倉市内を再び散策。次の予定まで時間があるので、鶴岡八幡宮を通り抜け、比較的小町通りから近い建長寺に向かいます。

雨が降り、傘をさしているせいか歩道の道幅がより狭く感じました。道の起伏もあり、軽い運動です。

程なくして、建長寺に着いた我々は参拝料(¥500)を支払い参拝をすることに。地味に鎌倉初参拝です。

建長寺、昔来たような来てないような…記憶が非常に曖昧です。建長寺の境内は広く、また重厚感がありました。ぐるりと境内を周り、奥の方丈に入ります。庭園などを眺めた後は、建長寺発祥といわれるけんちん汁をいただきました(¥500)

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 けんちん汁、久しぶりに食べましたが美味しかったです。発祥の場所で食べた、ということも大きいかもしれません。

 

 けんちん汁を食べた後また小町通りに戻り、あらかじめハムさんが予約してくださった調香体験をします。

体験の部屋の中は不思議な香りが充満していて、店主の方の雰囲気、部屋の雰囲気もあってかまさに魔女宅…!といった感じ。

良い意味でクセのある店主の方に、色々教わりながら香水(¥4806)を作っていきます。私達の生年月日から性格を見たり、無意識下で選んだカードの意味を見たりなどをしましたが、どうやら私とハムさんは魂?が近いらしく、そういえば私達が出会うきっかけとなったジャンルで、一番最初に知り合い、色々話すようになった相手はハムさんだったことを思い出しました。ひょっとしたらひょっとすると本当なのかもしれません。

 不思議な話を聞きながら、様々な香りを嗅ぎ分け、これは好き…これはちょっと苦手…と分けていきます。作業ゲー。

"どんなイメージか"みたいなことを聞かれて、各々紙に書き出したものみると、ハムさん(私も)は好きな人と書いていましたが、その後に書いてある特徴を見て、いや…これ私もだけどハムさんもウサさんも絶対推しのことだ…と思いました。あの子かな?と分かってしまう辺りがヘビーでベビーなオタクです。

 作業を着々と進め、お互いが作った香水を嗅いでみると、「あっ…あ〜〜!!」と納得な香り。

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 ウサさんはイメージとして、夏、太陽など挙げてました。一回目に嗅いだ時はギラギラとした夏、太陽…目を閉じればひまわり、どこからか聴こえるセミの鳴き声、といった感じでしたが、そこに一番嫌いな香りを加えたらまたガラリと香りの雰囲気が変わりました。不思議です。一滴しか加えていないのに。

二回目に嗅ぐと、ふんわりと香る柑橘系。確かに季節は夏。しかし、燦々とした太陽ではなく、夕方太陽が沈む手前か、朝方太陽が昇る時の光の量です。爽やかですが、どこか後ろ髪をひかれるような香りは確かにウサさんの推しがつけてそうな香りです。

 

ハムさんの香りはふわりと優しいけれど、どこかスパイシーで仕事が出来るタイプが着けてそうな香りでした。一回目は結構鮮やかなグリーンを連想する香りでしたが、二回目は渋みのある深緑、といった感じ。ハムさんの推しは履修してなくて今調べたんですが、ああ…わかる…と思わず頷く香り。ハムさんが好きそうな子だなぁ。

 

私が推しをイメージした香りは、自分で言うのもなんですが「ウッワ、わかる…」といった香りでした。当たり前といえば当たり前。

冬、夜の海、雪、といった薄暗いイメージだったのですが、柑橘系とミントの中にどこか推しの中国系のオリエンタルでミステリアスな雰囲気を感じます。

調香作り、それぞれの推しへのイメージが顕著出て面白かったです。推しへのイメージを形にする機会あまりないような気がします。しかも香りで。

 

 調香体験を終え、小腹が空いた我々は一日目に諦めていたイタリアン、ラッテリア べべ カマクラさん(http://latteria-bebe.com/)へ。旅もいよいよ終盤です。

 先程の調香体験や、推しのことを語りながら看板のチーズ系料理をオーダー。頼んだお酒はシードルっぽくて飲みやすかったです。倒しましたけどね。

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 ピザはすごいルッコラのボリュームが多くて凄かったです。チーズめちゃくちゃ美味い…。

パスタはなかなか見ない形で、美味しかったです。舌があまり高級品に対して優秀ではないのでトリュフは分かりませんでしたが、お肉がめちゃくちゃ美味い。推し、絶対夜ここでディナーしてる。

 

 ハムさんの新幹線の時間も迫ってきたので、別れを惜しみつつ、解散しました。

ひたすら美味いものを食べ(参拝ろくにしてません)、推しの存在に感謝し、非日常を楽しんだ今回の鎌倉旅行。また一つ、鎌倉という町を深く知れた気がします。

 

*1:HPにホットケーキは焼き上がりに20〜30分かかると記載あり。待つのが基本みたいです